このアルバム『Wait For You』は、スターゲイト、ジョシュ・エイブラハムといったプロデューサーのバックアップを得て完成しました。ポップ、R&B、ヒップホップなど様々な要素が詰まった一枚に仕上がっています。ジェイムス・モリソンやダニエル・パウターやジェームス・ブラントが好きな人は気に入るかもしんないです。
エリオット・ヤミンはL.A.生まれの現在29歳。13歳のときに右耳の鼓膜が破れ聴力を失い、16歳のときには1型糖尿病であることが発覚、その後、17歳から働き始め、靴屋の店員、調査会社勤め、薬局の店員、ラジオ・パーソナリティなどの様々な仕事をしていました。エリオットが歌が好きでうまいことを知る友人の「お前も出ろよ、何を失うものがあるんだ?」の問い掛けにオーディション番組にでることを決意し、2006年、「アメリカン・アイドル ~シーズン5~」のファイナリストで第3位。その歌声で審査員のポーラ・アブドゥルも涙し、スティービー・ワンダーからも「歌手になれ」と絶賛されました。オーディション番組で突然有名になった事を聞かれ、彼は、「糖尿病を患う多くの若者から、僕が希望を与え、音楽の力を信じる様になったと言われる。彼らの葛藤や、苦難などを聞く。僕がオーディション番組で栄冠を手にする様子は、自分が本当に欲しいものを掴むような刺激になったと。他人の人生で、僕がそんな役回りを演じてるなんて、凄いと思う」と答えました。2007年春に本国でデビュー。1stシングル「WAIT FOR YOU」はUS HOT100で13位、US POP100では5位を記録しました。自身の経験からアメリカ糖尿病団体と青少年の為の糖尿病研究団体のための基金に寄付をしたりと有名になった今でも糖尿病の社会的活動をしています。
おすすめの曲は、「Wait For You」、「I'm The Man 」、「In Love With You Forever」、「Believe」です。 ポーラ・アブドゥルを泣かした「A Song For You」も収録されてます。
1. Wait For You 2. One Word 3. Find A Way 4. Movin' On 5. You Are The One 6. I'm The Man 7. Train Wreck 8. Free 9. Alright 10. Take My Breath Away 11. A Song For You 12. In Love With You Forever 13. Believe